勝手な歌詞解釈ばっかしやがって!BUMP OF CHICKEN トーチ 歌詞解釈

BUMP OF CHICKENのトーチの歌詞解釈を
見ていて、お前ら全然わかっちゃいねえ!
(東大生のなんちゃらとか)
と思ったのでblogを書き始めました。

1.はじめに

簡潔に言うと、トーチは昔(10代か20代)の自分をなくしてしまった悲しさを歌っています。

それは誰もが共感できる部分なので、
トーチを聴くことで誰かがそう感じてくれれば
と思い、歌詞解釈いたします。

ここではしっかりと藤原基央に焦点をあてていきます
(なお藤原さんはトーチをレコーディング中に泣いてしまうことがあったそうです。)

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2.「LAMP」「ゼロ」「トーチ」

まず、トーチの歌詞を解釈するために
LAMP」「ゼロ」を聴いてもらいたい。

LAMP」は、僕の中の情熱のランプが
ベストフレンドであり、頼れるパートナーであり、自分自身であることを歌っています。
そしてそれが、落とした物や失くした類を探す道を歩ける勇気になっていると気付く歌です。
(なおこの表現はfiresignなども共通する)

「ゼロ」は、私の解釈では、
体と心が出会う歌です。
サビは
『終わりまであなたといたいそれ以外確かな思いがない』
『ここでしか息ができない何と引き換えでも守り抜かなきゃ』
『怖かったら叫んでほしいすぐ隣に居たんだと教えて欲しい』
と会話のようにさえ聞こえます。

そして体と心は、ゼロへと向かっていく。そんな歌だと思いますーーーーー


ここで「トーチ」です。

藤原基央LAMPやfiresignの歌で、もう一人の自分、命の火(ハートのランプ)に勇気をもらっていることを歌詞にしています。
(脱退を考えた増川弘明に贈られたfiresignには
勇気を出させるため、そのことが如実にあらわれています)

シングルLAMPからアルバムRAYまでは長い月日が経っています。
歳をとり、襲いくる普通の日々の中、体と心はゼロへと向かう...
もう過去には戻れないが、昔の熱い、たしかに心の中に感じた情熱を懐かしくも前を向く。切ないような悲しいような気持ちが伝わってくる楽曲です。

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3.歌詞解釈
といっても前述した事を踏まえれば
歌詞はすんなり入ってくると思います。

出せない悲鳴が 真夜中騒いで
四角い部屋で迷子になったら
呼びかけて欲しい 僕の中
君のいた 場所から

醜い思いが身体中暴れて
昨日と明日に爪を立てたら
笑いかけて欲しい 僕の中
いなくなった場所から

そこから今でもここに届く
すぐにでも心を取り戻せる

震える足でも進めるように
自動的に空が転がるように
次々襲いくる普通の日々
 飲み込まれないでどうにか
繋いでいけるように

とげとげした音が耳に飛び込んで
それでも君のようにいたいから
見ていて欲しい 僕の中
さよならの場所から

普通に聞いててここの歌詞がすんなりと入ってくる人はあまりいないだろう。
昔のとげとげした音を聴き、あの頃の自分のようにもありたい。しかし今は今。
見ていてほしい 僕の中 サヨナラの場所から
という感じでしょうか。

少しずつだけど足跡増えたよ
少しでも君のようにいたいから
ここまで続いた 僕の中
君のいた場所から

そこから離れていけるように
1ミリも心は離れない

伝えたかった思いは時間をかけて
言葉になったけど もう言えないから

ゼロにおける体と心の会話のようなね、
これは深読みが過ぎるか?

君といた事をなくさないように
なくした事をなくさないように
どれだけ離れてもここにある
君がいるからどこまでだって

ここはrayや宇宙飛行士への手紙のように
過去から照らしてくれるニュアンスがあります

震える足でも進めるように
今も星空が広がるように
すぐにそんな風には思えなくても
動かなきゃきっと君に会えない
会いたい 会いたい


こりゃ藤原基央もレコーディング中に泣いちゃうよ

続くもののトーチに...

以上勝手な解釈を見てくれてありがとうございます。
コメントありましたらお願いします。